中堅SIerの生きる道

記事にひとつひとつに関連性があるわではないので1日に複数アップすることもありとしよう。
で、今の考えとして中堅SIerは滅びるだろー説ってのを自分は持っている。
ここで言う中堅とは100名以上でさらに上流をほとんどやらない会社。
正直、人の派遣をやっていれば食っていける。
例えばこの会社。およそ500名ほどいるが、ほとんどが派遣用技術者。
言い換えれば商品だ。
この商品はレンタル専用であり、レンタル先が見つからない場合は負債でしかない。
しかし、このIT技術者が足りないと言われている今は特需である。
たいしたことも出来ない技術者を難しい言葉を使って高値でレンタルするわけだ。
しかし、メガバンク案件が落ち着く今後、人が足りないってところから人が余るようになる。
さらには長年食っているいるが、営業力が無い会社が多い。
そんな中、時代はクラウドSaaSとなっている。
専用のアプリを作ることは少なくなりつつある。
SaaSが流行る理由として金額もさることながらやはりスピード感だと思う。
まずは試す、それでいけるのであれば継続。
話を戻そう。
そんなスピード感を顧客は重視している中、SIerの考えをは相反するわけだ。
SIerは時間を長くし、儲けたい。でもそれは需要に反する。
そうすることでSIerは弱体化していくのではないかと思う。
中規模SIerは小規模化し、細々と生きて行く。または自社プロダクトを作ることしか生き残る道はない。
しかし、自社プロダクトを作るには色々な障壁がある。
彼らにはその障壁を超えるには考え方をガラっとかえなくてはならない。
それはかなり難しい。特に長い間中堅SIerとして君臨していたのであれば。
なお、大きなSIerはこの限りではないと思う。
エンドと向き合っており時代を掴むことができるからだ。
さて、2019年、中堅SIerにとっては荒波であろう。
どう生き残るのか高みの見物といきましょう。